2010年7月22日木曜日
HP クラスタソフト ServiceGuard 備忘録
◆ クラスタの状態の確認
# cmviewcl
CLUSTER STATUS
package1 up
NODE STATUS STATE
node1 up running
PACKAGE STATUS STATE AUTO_RUN NODE
package1 up running enabled node1
NODE STATUS STATE
node2 up running
PACKAGE STATUS STATE AUTO_RUN NODE
package2 up running enabled node2
"AUTO_RUN"が有効でないと、自動でフェールオーバ/フェールバックはしない。
フェールオーバ後は基本disableになる。自動でフェールバックはさせないためである。
このパラメータの"enable"と"disable"の切り替えは
"自動でのフェールオーバ/フェールバックを有効化" 手順を参照のこと。
"-v"をつけると詳細を表示する。
# cmviewcl -v
※一部抜粋
NODE STATUS STATE
node1 up running
PACKAGE STATUS STATE AUTO_RUN NODE
package1 up running enabled node1
Node_Switching_Parameters:
NODE_TYPE STATUS SWITCHING NAME
Primary up enabled node1 (current)
Alternate up enabled node2
NODE STATUS STATE
node1 up running
PACKAGE STATUS STATE AUTO_RUN NODE
package1 up running enabled node1
Node_Switching_Parameters:
NODE_TYPE STATUS SWITCHING NAME
Primary up enabled node2 (current)
Alternate up enabled node1
"-v"をつけないと見れない重要なステータスが存在する。
"SWITCHING" ステータスである。ここが有効でないと、クラスタはパッケージを起動できない。
このパラメータの"enable"と"disable"の切り替えは"パッケージの起動可能設定"手順を参照のこと。
◆ 自動でのフェールオーバ/フェールバック有効化設定
# cmmodpkg -v -e パッケージ名
"-v"は結果の詳細表示用オプションである。以下全て同様。
例) ※cmviewclの結果名を利用する
# cmmodpkg -v -e package1
◆ パッケージの起動可能設定
# cmmodpkg -v -e パッケージ名 -n ノード名
例)
# cmmodpkg -v -e package1 -n node1
◆ パッケージの停止
# cmhaltpkg -v パッケージ名 -n ノード名
"-n" を指定しない場合ログインしているホストでパッケージが停止する
例)
# cmhaltpkg -v package1 -n node1
◆ パッケージの起動
# cmrunpkg -v package1 -n node1
※"-n" を指定しない場合ログインしているホストでパッケージが起動する
例)
# cmrunpkg -v package1 -n node1
◆ クラスタの停止
・両系停止する
# cmhaltcl -v
全パッケージを停止しないとクラスタは停止できない
・片系停止する
# cmhaltnode -v
対象ノードで動作しているパッケージを停止しないとクラスタは停止できない
◆ クラスタの起動
・両系起動する
# cmruncl -v
・片系起動する
# cmrunnode -v
◆ ログ
クラスタ関連
/var/log/messages
パッケージ関連
/usr/local/cmcluster/log/
設定次第であるが基本はこのあたり。